先日、ボーナスキャンペーン期間が終了する間際にエアカナダのアエロプランでポイントを人生で初購入しました。
購入したポイント数は90,000ポイント分を3,150カナダドル、もしくは333,442円相当。
95%のボーナスポイント付与キャンペーンだったので、これに85,500ポイントが追加で加算され、合計175,500ポイントになりました。
1ポイント=1.9円の計算になります。
そこで真っ先に得た特典航空券は、ずっと試したかったANAの最新ビジネスクラスである、The Room。
※ANAのホームページより引用
長距離路線仕様のため普段はヨーロッパや北米路線のみにしか導入されていないのですが、2023年6月は水曜日と日曜日を除いて毎日羽田⇄香港路線に導入されます。
ここで、ポイントからどの様にして特典航空券を発券し、そしてどのぐらいお得であったか解説します。
アエロプランのポイント購入方法は前回の記事で説明しました。
ポイントの購入決済後、メールが送られてきます。
<エアカナダのホームページでANAの特典航空券を予約する>
トップページから「Aeroplanで予約する」にチェックを入れて、羽田→香港で検索。
最初に表示されたのが、ANA直行便。The Room搭載の機材です。
3席の空席があり、必要ポイントは30,000。諸税が78カナダドル。
1ポイント=1.9円で購入しているので、57,000円の計算に、諸税が8,000円(CAD 1 = JPY 103で計算)。
合計65,000円です。
ANAのホームページだといくらでしょう。
参考までに調べてみましょう。
<ANAホームページでビジネスクラス運賃の確認>
まず、片道ビジネスクラス。
348,000円もしますが、ANAの片道運賃は割引設定が無いので、一番高い予約クラスJとなり、参考にはなりません。
往復ビジネスクラスで検索してみましょう。
予約クラスZは、ANAのビジネスクラスでは一番安い料金設定。それでも、約220,000円。
アエロプランのポイントだと往復で約130,000円(65,000円×2区間)になるので、やはりお得です。
折角なのでエコノミーも見てみましょう。
<ANAホームページでエコノミー運賃の確認>
6月の第2週あたりで、最安値で表示された日程はこれ。
エコノミーは往復132,000円!アエロプランだと往復ビジネスクラスと同額!
<帰りはエコノミーで予約する>
今回の予約では、往路ビジネスクラス、復路エコノミークラスにしました。
エコノミーは、片道12,500ポイント+税です。現金換算で約24,000円+税。
ANAのホームページで航空券を購入するよりはるかにお得です。
予約詳細はこちら。
そして、支払い画面。
<4種類のポイント+現金オプション>
アエロプランのユニークな点は、ポイントと現金の比率を4段階に分けて好みを選べる事です。
どのオプションも購入したポイントと諸税(現金)合算させても同じぐらいの金額なので、できるだけポイントは将来のフライト計画のために取っておきたい事もあり、一番少ないポイント数のオプションを選択しました。
合計は、25,500ポイント+446カナダドル。
往路ビジネスクラス、復路エコノミークラス日本円換算で約94,000円。
このインフレ+円安時代では悪くない金額です。
購入後、24時間以内のキャンセルに手数料がかからないのは嬉しいです。
その後、搭乗者詳細を入力→シートマップで好きな座席を指定→446カナダドル分の決済→予約完了です。
画面のBooking Referenceでは、6桁の予約コードが記載されています。
ANAと共通しているので、このままANAのホームページにアクセスして、予約管理画面にこの予約コードを入力すれば、機内食の指定(ビジネスクラスであれば洋食か和食を事前指定できる)などリクエストする事ができます。
ANAの機内食及びドリンクメニューはホームページで確認可能。
アエロプランのボーナスセールキャンペーンは年に頻繁に行われるので、こちらのサイトから最新のキャンペーン情報が確認できます。
まとめ
この様に、マイル・ポイントを購入して特典航空券にする手法はビジネスクラスなどの上級クラスはもちろんの事、エコノミーでも結構安くなる場合があります。特に、直前の有償航空券は高額の傾向があるので、こういう時はこの手法が出番。特典航空券の改悪リスクがありながらもいつでも換えられる様にポイントを保持しているのも悪くありません。
特にエアカナダ・アエロプランのポイントはアカウントで何かしらの取引が定期的にあれば失効しないので。