差が明確:JALとANAビジネスクラスラウンジ比較

過去1年半の間に羽田空港第3ターミナルのANAラウンジ3回、JALサクララウンジ1回、そして成田でサクララウンジを1回を利用しましたが、両社のラウンジのクオリティーにかなりの差が見られる様になりました。

過去と比較すると:

・ANAの全体的なラウンジの質低下

・JALの全体的なラウンジの質向上

を感じさせられます。

以前は、JALラウンジはあまりパッとしない印象で、ANAラウンジの方が個人的に好みでしたが、逆転しました。

あくまで、主観的ですので反論ポイントもあるのは承知の上です。

ANAラウンジ(羽田第3ターミナル)の混雑状況が半端無い

何と言ってもこれに尽きます。

羽田空港第3ターミナルのANAラウンジは時間帯によっては缶詰状態。

筆者は午前中の利用のみでしたが、あまりにも寛げる状態ではありませんでした。

羽田T3ANAラウンジ
羽田T3ANAラウンジ

ラウンジと言うよりも休日のショッピングモールのフードコートです(笑)。

因みに、コロナ禍(2022年)でもANAラウンジは同じ様な混雑状況。

シャワー室なんて、約2時間〜2時間半待ち!

シャワーは2時間待ち
シャワーは2時間待ち

ただし、こちらは110番ゲート付近の本ラウンジの話で、サテライトの仮ラウンジではしっかりシャワー室を待たずに利用する事は出来ました。

同じく、午前中に訪問した羽田空港第3ターミナルのJALサクララウンジ。

決して空いてはいませんでしたが、ANAラウンジの様な酷い混雑では無く、座る場所も沢山存在していました。

羽田T3JALサクララウンジ
羽田T3JALサクララウンジ
開放感あるサクララウンジ
開放感あるサクララウンジ

↑ゴミゴミしたANAラウンジと同じ時間帯とは思えない!

そろそろヌードルバーも飽きる頃?

2015年に成田でANAラウンジを初体験した時は、名物のヌードルバーにとても感動しました。

ただ、毎回ほぼ同じメニューなので、何度も利用すると飽きがきます。

2015年当時のヌードルバーメニュー
2015年当時のヌードルバーメニュー

あれから8年も経過し、メニューはほぼ変化無し。

唯一大きな違いと言えば、豚骨ラーメンが追加された事でしょうか。

2023年のヌードルバーメニュー
2023年のヌードルバーメニュー

かき揚げときつね蕎麦・うどんは、蒲鉾が外される様になりました(泣)。

ちょっとしたコストカットが鮮明。

ANAラウンジのビュッフェ料理が貧弱?

ここ数年、ラウンジのビュッフェの食事内容に関して特に変化はありませんが、ハイライトのヌードルバーの魅力が薄れると連鎖的にビュッフェ内容が貧弱に見えてくるようになりました。

炭水化物、揚げ物系が中心で、特に「美味しい」と感じられるものが少ない。

ANAオリジナルチキンカレーはトマトの酸味が効いて好きな味ですが、最近では以前の様に肝心のチキンがほとんど入っていない

あっても皮付きで脂っこい!

魅力が薄れたANAラウンジの食事
魅力が薄れたANAラウンジの食事

↑カレーに浮いている塊はチキンでは無く、じゃがいもでした(笑)。肉が少ないので、ソーセージでトッピング。

ただし、例外的に羽田第3ターミナルのサテライトラウンジは、寿司があるので評価大です。あくまでヌードルバーが無いための対策ですが、こちらの方が嬉しい。

寿司はかなり良い
寿司はかなり良い

ネタも新鮮で美味しく頂きました。いっそヌードルバーを廃止してこちらへ変更してくれても全く文句を言いません!

JALのオーダーメイドメニューは見栄え良く質も高い

コロナ禍で食事の提供スタイルが変わったサクララウンジ。

定番のビュッフェメニューを大胆にも廃止して、カウンターで注文するオーダーメイド式へ変化しました。

世界的にもビジネスクラスのラウンジでこのスタイルを提供するのは非常に珍しく、革新的です。

長所としてはこの方が見栄えが良く、少し小洒落たカフェで頂く様な食事に近い事。

短所としては、量が調整できず、混雑の時はカウンターで並ぶ事です。

個人的には、このスタイルには感動しました。

質もなかなかです。

サクララウンジの食事
サクララウンジの食事
サクララウンジ食事メニュー
サクララウンジ食事メニュー

成田のサクララウンジには仮眠室が用意されている

驚いたのは、成田のサクララウンジには仮眠室がある!

ビジネスクラスのラウンジで個室型の仮眠室を提供している航空会社は本当に少ない。

たった2室で制限時間2時間という縛りはあるけど、成田を経由する乗り継ぎ利用者にとってはとても嬉しいサービスです。

成田サクララウンジの仮眠室
成田サクララウンジの仮眠室

公平のために、新しくオープンした羽田第2ターミナルの国際線ANAラウンジをまだ体験していないので、完全な結論には至りませんが、快適度の観念と提供内容自体かなり両社で差が開いている様に印象付けられます。

近年のJALラウンジサービスの改革には感心します。

まとめ

以前はJALのラウンジが混雑が酷く、特別感もあまり無い、無機質な印象でしたが、近年かなり力を入れてまるで生まれ変わった様なサービス内容になりました。

2018年のサクララウンジ
2018年のサクララウンジ

その反面、ANAのラウンジはここ数年間、サービス内容は変化せず、利用者が増える一方で快適度が落ちしてしまい、魅力が薄れてきてしまっています。

羽田第2ターミナルにANA専用の国際線コンコースが遂にオープンしたので、第3ターミナルのラウンジも混雑が緩和されると想定されますが、同時に少し新しい提供内容を盛り込む事を期待したいです。

もし、賛同・反対意見(JALよりANAラウンジの方が良い!)があれば、コメント欄で教えて下さい。

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