ゴア1泊2日満喫の旅

ゴアって、何かいいんですよ。

正直、海はそんなに綺麗でも無いし、ザビエル(のミイラ)の棺がある教会以外にあまり見どころある訳ではないし、ビーチだってゴア以外にも沢山ある。

でも、一点他のインドと全く異なるのが雰囲気。歴史が、とてもユニークなのです。少し説明します。

ゴアは、450年間ポルトガル領でした。まだインドにイギリスが来るはるか前から、ゴアはポルトガルに植民地化されました。その時、日本でも有名なザビエルがアジアではここゴアと今は中国になったマカオを拠点として活動。ザビエルの遺体がゴアに安置されているのも、ここがポルトガルの一部だったからです。

イギリスが次第にインドに植民地化を進めて言っても、ここゴアは従来のままポルトガル領。そして、インドがイギリスから独立した1947年も、ゴアは独立せずにまだポルトガルのまま。周りがすべてインドに囲まれたゴアは一向にポルトガルが手放す様子も無く、次第に1961年にインド軍が追放させてゴアもインド国の一部になりました。

長い間、ポルトガルの影響下にあったため、カトリックの信者が多く、建物も、食事も文化もラテン的。特に、ポルトガルはイギリスと違って同化政策を実施して住民を「ゴア人」と言うよりも、「ポルトガル人」として扱い、本土のポルトガル人と同じ権限を持つことができました。これ、イギリスはしていなく、インド人に対してはどんなに才能があっても、イギリス人にはなれなかった事と比べると、ゴアの人達は昔からある意味差別意識が他のインドと比べると薄いと思います。

前のブログ記事にも触れしましたが、なんとゴア人は今でも自動的にポルトガル国籍を取得できます

そして、結構ポルトガル人とゴア人による混血も進みました。なので、必然的にラテンの血が入ってきます。

この歴史的背景が、ゴアが良いところとなる訳です>

①食事がうまい:大体はずれがありません。結構洗練されています。豚肉や牛肉も普通に食べられています。

②開放的:これが、酒税が無い(安い?)事に反映され、どこでも自由に酒が飲める雰囲気があります。インドだと「酒」はイメージが一般的に良くなく、公共の場での酒はいけないとか、場合によってはグジャラート州みたいに禁酒の州もあるぐらいですが、そんなの気にしない。だからって、呑兵衛ばかりではありません。酒の自由があるお陰で、逆に無理して沢山飲む必要が無いのでしょう。ちなみに、キングフィッシャー・プレミアムの330mlのビール瓶、なんと1本35ルピー(約60円)。安すぎる!

③ヨーロッパ的な雰囲気:決してポルトガルではありませんが、それに近い雰囲気はあります。のんびりしたギクシャク無い感じの人達、至る所にあるキリスト教の教会、街のデザイン等、他のインドからやってくると確かに異国に感じます。

さ、そろそろ写真をアップしましょう(笑)。

州都パナジにある古い教会
州都パナジにある古い教会
バガ・ビーチ
バガ・ビーチ
バガ・ビーチの夕焼け
バガ・ビーチの夕焼け
バガ・ビーチの夕焼け
バガ・ビーチの夕焼け

今回宿泊したホテルは、ITC系列でもあるバガ・ビーチ付近のAcron Waterfront Resort。部屋数は20数室と少ないですが、とても行き届いたスタッフのサービスやこじんまり感は、正にブティックホテルです。

夜は特別にシーフードディナーをお願いして、新鮮なエビ、イカや魚のBBQを庭で楽しみ、その場でグリルをしてくれました。僕らは醤油とわさび持参で、これが最高。スープや前菜も非常に凝っていて、味も美味しかった。暗かったため、生憎写真はありませんが、もし、何か特別なリクエストがあった場合にはとても細かく要望を聞いてくれます。

今回、参加者の皆さんが新鮮なマンゴーを食べたいとディナー直前に言ったところ、わざわざ近所のマーケットまですぐに買いに行ってくれたりしました。正確には海の前では無く、川の前ですがデリーの川と違い、綺麗な川でこれがまた良いです。ビーチまでは徒歩7分、もしくは無料の送迎があります。

ゴア バガビーチ ホテル:Acron Waterfront Resortの夕べ
Acron Waterfront Resortの夕べ
ホテルのインフィニティー・プール
ホテルのインフィニティー・プール

ちなみにこのプール、温水です。日中は暑いので必要ありませんが、夕方になるとかなり涼しくなり(今が一年で一番暑いはずですが)、その中で入る暖かいプールはちょっとした温泉感覚です。プールは午前1時までOK!

コッテージ式のホテル
コッテージ式のホテル

ちなみに、朝食も美味しかったです。ビュッフェはコールドのものが並び(例えばヨーグルト、パン、ハム、チーズ等)、ホットはメニューから数種類のアラカルトとして頼みます。

朝食
朝食

ポークソーセージはうまかった。ちなみに、このリゾートではなんと朝食は午後1時まで提供されています!さすが夜が遅い場所。

2日目はオールドゴアへ行き、ザビエルの遺体が安置されているボム・ジェズ教会へ。ミイラになって、棺の中に入っています。ちょっと遠いので顔はしっかり見えませんが、体の線は良く見え、はるばる日本に行ったのだなぁと思うとなんだか昔の歴史が近くなります。

ちなみに、ザビエルは日本で宣教活動をした後、マカオへ戻り、そこで亡くなられて、遺体がゴアへ運ばれました。ポルトガルへ戻さないでここに残していると言う事はポルトガルにとってもここがいかに自国の領土で重要な拠点だったという事を感じさせられます。

ザビエルの棺
ザビエルの棺

ボム・ジェズ教会の周りには、2つの世界遺産の教会があり、こちらも1500年代に建てられた歴史ある教会です。

聖フランシスコ教会の内部
聖フランシスコ教会の内部

一点、写真も何も無くて恐縮なのですが、州都パナジに行く機会がありましたら、お勧めのレストランがあります。旧市街の中にある古い家をレストランに改築したものなのですが、ビールグラスはしっかり冷えているし色々お酒はあるし、何といっても料理が美味しい。名前はVenite。ポルトガル料理のレストランですが、エアコンの無い昔ながらの海の風を感じながらの立地で、雰囲気があり、コストパフォーマンスが高い。特に、デリーでは簡単に食べれない牛肉や豚肉料理に我々は感動しました。詳細はこちら>

たった1泊2日でしたが、のんびりと息抜きができました。

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