空港都市:ヨハネスブルグ
空港名:ORタンボ国際空港
ターミナル:A
ラウンジ運営航空会社:南アフリカ航空
ラウンジ名:SAAラウンジ(プレミアー)
ラウンジ利用日:2022年5月9日(月)
ラウンジ利用時間:11:00~13:00頃
ラウンジ利用時の混雑状況:かなり空いている
<経営破綻?でも相変わらず立派なラウンジ!>
コロナ禍以前から経営破綻に直面していた南アフリカ航空。コロナ禍になり、状況は更に悪化しました。以前就航していた長距離路線のニューヨークやワシントン、ロンドン、フランクフルト、香港路線は全て撤退。大型機材の運行は廃止され、現在は全てアフリカ大陸内の近距離路線数都市のみに縮小しました。
シンガポール航空のカウンターでチェックイン時に提携ラウンジを聞き忘れましたが、きっと南アフリカ航空のラウンジがあるだろうと想定していましたが、いざチェックインを済ました後、待てよ?確か経営破綻したかしていない南アフリカ航空のラウンジはまだ存在するのだろうか?と不安になりました。
でも、しっかりありました。そして、豊富な食事もビュッフェもあり。不思議です。この時間帯、南アフリカ航空の発着フライトはほぼ無であったのにも関わらず。
このラウンジは、以前2018年と2019年に訪れているので、今回は再訪です。
<内装は4年前と変化無し>
毎度訪れても安定の変わらないラウンジの内装です。シャワー室もずっと使えないまま(笑)。
飲み水とスパークリングウォーターは、左に立っている男性の前にある機械で自動で注ぐ事ができます。
ソファーの数は大分スッキリした印象です。まぁ大分航空会社の規模が縮小してしまったので、理解できます。
<豪華な食事!>
このラウンジの食事の種類はとても豊富です。まず、11時前後に到着した際は朝食が提供されていましたが、12時に近づくと、昼食ビュッフェへと変わりました。
まずは朝食のビュッフェから。
白い四角い器に入っているのはヨーグルトと付け合わせのフルーツ各種だったと思います。
そして朝食のホットビュッフェ。
そして今度は間も無く昼食。
まずはコールドビュッフェから。
前菜やデザートの種類が半端無い!まるで5つ星ホテルのビュッフェです。
ホットビュッフェは以下の通り。
あと、写真にはありませんがズッキーニが入った茹で野菜がありました。
味も完璧!どれを取っても非常に美味しかったです!!
<最高の飛行機ビュー>
このラウンジはちょうど滑走路に面していて、様々な飛行機の行き来を楽しむ事ができます。
<今までのビジネスクラスラウンジとして一番サービスが良かった!>
これだけ会社の業績が悪く、将来が不安なのにラウンジのサービスはどのスタッフも非常に良かったです。まぁ、利用者がとても少ないというのもあったかもしれませんが。
皿やグラスは頻繁に片付けてくれましたし、スタッフの一人は「How was your food? Hope you enjoyed it!」なんて声を掛けてくれてとても嬉しかったです!ビジネスクラスのラウンジでこの様に高級レストランの様に聞かれたのは初めてですし、大分ラウンジの印象が更に良くなりました。この方は女性で名前がBahle(バシュレ)さん。帰国後、南アフリカ航空のホームページからフィードバックを送らせてもらいました。
また、ラウンジ内で撮影中も、スタッフが自由に写真を撮影していいよ!と言ってくれた事も嬉しかった。
<ラウンジ評価>
スタッフの対応:☆☆☆☆☆+
ラウンジの快適度※:☆☆☆☆☆
ラウンジのデザイン性:☆☆☆☆☆(ナチュラルライトがたっぷり入る)
設備・アメニティー:☆☆☆☆(シャワーが使えない)
食事・飲み物の種類:☆☆☆☆☆
食事・飲み物の質:☆☆☆☆☆
※体験時の混雑状況も重なるので、必ずしも参考になるものではありません。
<ラウンジの印象>
とてもフレンドリーで親切なスタッフ、豊富な食事の種類、そしてクオリティーもそこそこ高く美味しい。ラウンジもゆったりとしていてかなりソーシャルディスタンスが意識された配置。窓が大きく、ナチュラルライトが入って様々な飛行機の動きも楽しめる。どれを取っても、非常に居心地の良いラウンジでした。