2週間のLCC利用旅行から戻ってきました。
今回の旅程は:
区間 | 航空会社 | 機材 |
成田→セブ | セブパシフィック航空 | A321neo |
セブ→香港 | セブパシフィック航空 | A320neo |
香港→ハノイ | 香港エクスプレス | A320 |
ハノイ→成田 | ベトジェットエア | A320 |
※gcmap.comにて作成
初セブパシフィック航空とベトジェットエアデビューです。
セブパシフィック航空は特に居心地が良く、今まで乗ったLCCで一番満足いく航空会社でした。
その秘訣とは?
①全席USB電源付きで利用無料!
LCCでは珍しく、全席に電源が付いています。JAL参加のLCCであるZIPAIRはそれ以上のユニバーサルAC電源が付いていますが、あまり他社で見かける事はありません。
あったとしても、スクートの様に充電は有料サービスになってしまう場合も。
セブパシフィック航空にはAタイプの利用が可能です。
②食事や飲み物の機内販売価格が良心的
スナック類や飲み物が結構お手頃です。
一番安いポテトチップスなんてPHP 20(約50円)!
1,000円札一枚で以下全てをゲットして、PHP 50(約125円)のお釣りが来ました!
・ガーリッククリームチーズがたっぷり入った菓子パン(大きい!)
・ツナが入った菓子パン(大きい!)
・チーズ味ナチョス
・マンゴージュース
③クルーのサービスが全体的に良い!
ここが一番評価を高くしたいポイントです。
LCCにありがちな乗客と距離を置いている様な感覚が無く、乗務員はプライドを持って自然の笑顔で乗客と接していました。
例えば、成田→セブ便では離れ離れの座席になってしまった日本人女性の乗客を見たクルーが、後ろの空いている座席を指してくれて一緒に座れるよ!と案内していたちょっとした気遣いは見ていて気持ち良かったです。
セブパシフィック航空はLGBTQ+に対してとてもオープンであるので、様々な背景の人が働きやすい環境である事は事実でしょう。
④座席のリクライニングができない
今の時代、これはプラスです。
近年座席のリクライニングをして乗客が荒れるなどのハプニングが相次いで報道されています。
LCCは特に足元のシートピッチがフルサービスキャリアと比較すると狭い傾向にあるので、リクライニングされると本当に不快です。
こちらもできないけど、される事も無いというのは逆に安心。
⑤トイレを定期的に清掃している
フライト中、着陸手前までトイレを数回利用しましたが、毎度結構綺麗に保たれていました。
マナーある乗客に恵まれた事もあるかもしれませんが、座席からトイレの方向を確認するとクルーが入って清掃している光景がありました。
対照的なエアアジアとは異なります!
残念な点は?
もちろん、完璧ではありません。
唯一、気になったのは事前に注文したホットミールの量が高額の割に量が少ない事ぐらいです。
1,100円支払ってペットボトルの水と小さなホットミールは具が少なく、そこまで満足できませんでした。
まとめ
事前注文のホットミール以外は、セブパシフィック航空はとてもユーザーフレンドリーなLCCだなぁ、と今回実感しました。フィリピンの国民性も絡んでいるかもしれませんが、クルーが全体的に明るかったのが特に良かったです。清潔なトイレやリクライニングができない座席、お手頃価格の機内販売や電源が全席で利用できるのは嬉しかったです。