これから乗ってみたいビジネス・ファーストクラスと攻略方法(2025年版)

遅ればせながら新年明けましておめでとうございます!

暫く前回の記事から大分時間が空いてしまいましたが、本当にブログって、熱がある時はいくらでも新しい主題を思いつくのですが、反対に時によっては全然アイディアが浮かびません(笑)。

そろそろ一ヶ月が経つのでゆる〜く再スタートしたいと思います。

今一番乗りたい航空会社

<エバー航空787ビジネスクラス>

台湾には素晴らしい航空会社が3社も揃っていますが、その中でもまだなかなか乗る機会が無かったエバー航空。

2023年にスターラックス航空のビジネスクラスに乗って超感動してから、是非そのライバルであるエバー航空に乗って比較したいと思っています。

エバー航空787ビジネスクラス
エバー航空787ビジネスクラス

・安価に乗る手段は結構ある

幸い、日台路線であれば片道6万円台、往復10万円台(最新鋭787-10で福岡発着)からあるし、そこまで高嶺の花でも無いです。

福岡→台北片道ビジネスクラスで6.8万円
福岡→台北片道ビジネスクラスで6.8万円

でも、筆者のお勧めは、アビアンカ航空もしくはエアカナダのマイルをセール時期に購入して、10万円前後で、長距離路線である台北⇄ブリスベンを特典航空券として片道乗る事。

日本路線では配布されない、パジャマやアメニティーキットをもらえ、機内食がコース料理として提供されます。

<JALA350-1000ファーストクラス>

横1−2−1配列が主流のファーストクラスですが、JALのA350-1000では更に1席減らして1−1−1のゆったり仕様。

この広さに対抗できるのは、エミレーツ航空の新777ファーストクラスぐらいでしょう。

2025年1月現在、この機材が導入されている区間は羽田⇄ニューヨーク、ダラス、ロンドンのみ。

次はパリが期待されています。

JALA350-1000ファーストクラス
JALA350-1000ファーストクラス

・JALマイルはポイ活でサクッと手っ取り早く貯める事ができる!

日本⇄ニューヨークもしくはダラスであれば、最低片道70,000マイル(ローシーズン)+諸税で入手が可能です。

ただし、ファーストクラス枠は大変人気があるので基本1年待ちでないと厳しいです。

70,000マイルを飛行機に乗って貯めるのはそんなに容易では無く、クレカだと7,000,000円分〜の買い物をしなければならないので大変ですが、ポイ活に労力を注ぐ事ができればすぐに貯まります。

筆者は2023年10月に初めてモッピーというポイ活サイトでポイントを得てから、2024年12月末までに326,938ポイントを稼ぐ事ができました。

モッピーでは2ポイント=1JALマイルで交換ができるので、160,000マイル以上を稼ぐ事ができた計算です。

新しいクレカを契約したり、少額のローンを組んだり、FXや証券口座を開いたり。

ポイントが反映されたら、ローンを一斉返済したり必要の無い各口座を解約しています。

経費は多少の金利やFXの数百円レベルの損失(リスク最小限のため即売買するので)で済むので、本当にごく僅かです。

片道200万円もする航空券を、数万円の諸税だけ払うだけであとはポイントで乗れるのは凄い価値があると思います。

羽田→NY最安値片道運賃
羽田→NY最安値片道運賃
羽田→NY片道必要マイル数(レギュラーシーズン)と諸税
羽田→NY片道必要マイル数(レギュラーシーズン)と諸税

<JALA350-1000ビジネスクラス>

上記に付随しますが、ビジネスクラスも魅力的。

ANAのThe Roomと併せて、両社自慢の最新鋭ビジネスクラス座席を比較してみたいです🎵

JALA350-1000ビジネスクラス座席
JALA350-1000ビジネスクラス座席

・特典航空券で最低50,000マイル+諸税で乗れる;地方発着にすればもっと確率大!

こちらも上記と一緒で一番少ないマイルで乗るなら日本⇄ニューヨーク・ダラスの片道が50,000マイルから手配ができます。

ファーストクラスの必要マイル数と異なるのは、前者はほぼ一律だけど、ビジネスクラスのは変動制になっているため、安い時は50,000マイル、高い時は300,000マイル(!)なんてこともあり、かなり開きがある。

需要の高い東京を発着にすると基本1年後辺りでないとこの50,000マイルの枠は厳しいですが、裏技として地方発着で検索してみるとこの枠が現れる事があるので必見です(特に直前)。

こちらも、ポイ活で貯めればハードルは低いです。

<ANA777ファーストクラスThe Suite>

ANA最新鋭のファーストクラスであるThe Suiteは、東京⇄ロンドン、ニューヨーク、サンフランシスコ路線に導入されていますが、同じ長距離路線でもJALと比較するとお得に航空券を入手するハードルが高いです。

ANAファーストクラスThe Suite
ANAファーストクラスThe Suite

ハードル①:ポイ活の対象外

ポイ活サイトとして個人的に最も充実していると思うモッピーですが、こちらではANAのマイルへ直接交換ができません。

第三者のポイントへ交換してからANAマイルへというやり方もできますが、最終的にJALマイルと比較すると少なくなってしまうのであまり価値があるとも思えない。

ハードル②:ANAマイルの特典航空券は往復発券のみ

JALマイルと異なり、ANAで特典航空券を発券する場合は往復のみ可能という縛りがあります。

例えば、片道ファーストクラス、片道エコノミークラスという風にもできますが、片道発券を活用して様々な航空会社を一つの旅程に組み合わせたい筆者にとっては結構な壁・・・

ハードル③:他社スタアラパートナーのマイル利用の特典航空券枠として発券するのは不可能に等しい

スターアライアンスであればいつもお世話になっているアビアンカ航空のライフマイルズや、エアカナダのアエロプランで安くセール時にマイルを購入してそれをANAの特典航空券にする手法ができますが、残念ながらなかなか空席を確認するのが厳しい。

2017年に、アビアンカ航空のマイル利用で成田→シンガポールをファーストクラスの特典航空券を10万円以下で発券する事ができたのに・・・

いつか最新バージョンのJAL・ANA国際線ファーストクラス比較をしたいなぁ。

もう前回から8年近くも経過しているので。

<シンガポール航空A380ファーストクラス(=スイートクラス)>

本来であれば、2019年11月にアラスカ航空のマイルで超お得に10万円前後でゲットできた香港→シンガポール→上海間ファーストクラスの最初の区間で乗れるはずでしたが、直前に機材変更となって旧仕様のスイートクラスに。

そのため、実現する事ができませんでした。

シンガポール航空A380スイートクラス
シンガポール航空A380スイートクラス

現実的(=安価)な乗り方としては、特典航空券として発券する事。

ただし、シンガポール航空A380のファーストクラスは、ANAの様な提携会社のマイルで発券する事ができず、自社のマイレージ会員プログラムであるクリスフライヤーのみから特典航空券にする事が可能です。

そこでお世話になるのが第三者を通してのポイント交換。

クリスフライヤーはマリオットと提携しているので、そこから移行する事ができます。

シンガポール⇄ムンバイ・デリーであれば、片道あたり58,500マイル〜から手配が可能。

シンガポール→ムンバイ片道必要マイル数
シンガポール→ムンバイ片道必要マイル数

モッピーポイントからマリオットポイントへ交換する事ができます。

モッピー→マリオットポイント交換率
モッピー→マリオットポイント交換率
マリオットポイント→シンガポール航空マイル交換率
マリオットポイント→シンガポール航空マイル交換率

58,500 x 3 = 175,500マリオットポイント

175,500 x 1.3 = 228,150モッピーポイント

うーん、コスパは決して高くないな(笑)

マリオットポイントをセール時に購入する事もできますが、それでも175,500ポイント購入するには為替レートによりますが300,000円前後になってしまうのでこれなら有償チケットの方がまだお得。

個人的には、15万円以上は払いたくなぁ、という感じなので、現時点では可能性はあまり高くなさそうです。

<エミレーツ航空A380ファーストクラス>

エミレーツ航空ファーストクラスは座席の魅力度で言うと新777には敵いませんが、A380にはシャワーが搭載されています。

シャワー好きとしては結構魅力です・・・

エティハド航空A380と並んで世界のエアラインで唯一上空で水浴びができますが、前者は狭く、エミレーツ航空はレベルが違います。

エミレーツ航空A380ファーストクラス
エミレーツ航空A380ファーストクラス

・特典航空券はハードル高いけど、有償チケットとしてお得な区間がある!

エミレーツ航空のファーストクラスをマイルで乗るのは自社以外だと非常にハードルが高いですが、比較的お手頃価格で乗れる区間があります。

それは、バンコク⇄香港路線。

フライト時間は3時間前後と短いですが、A380機材による運行で機内でシャワーを浴びる事も可能です。

料金は片道あたり約15万円(THB 1 = JPY 4.6で計算)ですが、もっとお得に乗れる方法があります。

片道ファースト運賃
片道ファースト運賃

往復チケットで手配をして、片道ファースト、片道ビジネスで指定すると、金額はほぼ同額です。

片道ファースト+片道ビジネス運賃
片道ファースト+片道ビジネス運賃
フライト詳細
フライト詳細

15万円で、ファーストクラスとビジネスクラスを両方乗れてしまうのは悪く無いです。

ビジネスクラスでも、バーが利用できますしね。

エミレーツ航空A380機内バー
エミレーツ航空A380機内バー

因みに、JALのマイルで提携先であるエミレーツ航空のファーストクラスは特典航空券の対象外になっています。

<キャセイパシフィック航空新777ビジネスクラス(アリアスイート)>

2024年12月に、成田線に一時的に導入が開始されたキャセイパシフィック航空の新ビジネスクラスである、アリアスイート。

今後もまた日本路線に導入される様であれば、すごく興味がありますね。

JALのマイルで乗れるので、ハードルもそこまで高く無いです。

キャセイパシフィック航空新ビジネスクラスアリアスイート
キャセイパシフィック航空新ビジネスクラスアリアスイート

・成田→香港片道必要JALマイルは30,000マイル

直近だとキャセイ航空の特典枠に空席を探すのは厳しいですが、数ヶ月先であれば可能性は高くなります。

JALの特典航空券として検索
JALの特典航空券として検索
必要マイル数と諸税
必要マイル数と諸税

おまけ:興味のあるラウンジ

<香港空港キャセイパシフィック航空ザ・ピア・ファーストクラスラウンジ>

ほぼ誰もが絶賛する世界最高峰のファーストクラスラウンジとして知られる、香港空港にあるキャセイパシフィック航空のザ・ピア・ファーストクラス。

コロナ禍に香港→パリ間をキャセイのファーストクラスに乗った際には、まだ閉まっていてこのラウンジを訪れる事はできませんでした。

その代わりに、隣接するザ・ピア・ビジネスクラスラウンジに感動して、現在に至るまで、ドーハ空港にあるカタール航空のラウンジと並ぶ最もレベルの高いビジネスクラスラウンジに認定しました。

一体ファーストクラスラウンジはどれだけ凄いのだろう?

香港空港ザ・ピア・ファーストクラスラウンジ
香港空港ザ・ピア・ファーストクラスラウンジ

いつかキャセイパシフィック航空の新しいファーストクラスの座席が導入されたら、その時に合わせて利用してみたいですね。

このラウンジは、ワンワールド・エメラルド会員であればエコノミークラスに乗る際でも利用できるので、ステータスさえ持っていれば気楽に入室する事ができます。

<ロンドン・ヒースロー空港ヴァージンアトランティック航空クラブハウスラウンジ>

ビジネスクラスラウンジとして、今一番興味があるのはヴァージンアトランティック航空の本家ラウンジ。

豊富なアラカルトメニューや食事・飲み物オプションに並び、楽しい雰囲気がありそう。

同航空は日本から撤退してしまいましたね・・・

ロンドン・ヒースロー空港ヴァージンアトランティック航空クラブハウスラウンジ
ロンドン・ヒースロー空港ヴァージンアトランティック航空クラブハウスラウンジ

まとめ

インフレと円安の影響で以前の様にお手頃価格でビジネス・ファーストクラスに乗るのは厳しくなっていますが、探せば結構オプションはあります。特に短い日台路線でも非常にサービスに力を入れているエバー航空を始めとする台湾系航空会社は価値があると思います。あとは、ポイ活で貯めたJALマイルを駆使すれば、自社及び提携会社に乗りやすいですね。

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